書評、というほどたいそうなものではないけれど、読んだ本のことも書き残してみようと思う。何しろ私は読書が苦手なので、「読んだ」という記録がそれなりに貯まれば、少しは自信の足しにもなろうというもの。
ん、既読感。積年のほむほむファンなので以前にも手に取ったことがあるだろうか。もしかしたら押し入れの奥からもう1冊同じものが出てくるかもしれない、と思いながら読了。
ほむほむと、精神科医でもある春日先生との対話形式で書かれており、たびたびマンガ調の挿絵が入る。二人が「死」をテーマに、あれはどうなる、これはどうなると疑問や想像を交わし合う穏やかな本。私にとって目新しい気づきを得るものではなかったものの、「死」についての話し相手を得られたように思えて、うれしい気持ちで読んだ。
本を読みながら相槌を打ってしまうこと、たまにあるんだよなあ。