うたのはじまり、うたのおわり

みんな明るく仲良しで 小鳥のように歌が好き 楽しいおゆうぎ ブランコも 元気に漕いでよく遊ぶ うれしい小見川幼稚園

久しぶりに会う幼なじみたちの言うことには、私たちの通っていた幼稚園が移転と統合で閉じるそうです。そこは大人に守られて育った私が初めて出た社会で、他人とどう接すればよいか、とても戸惑いながら門をくぐった覚えがあります。

時間割というものが分からず、勝手に砂遊びを始めて怒られたこと。男の子が遊んでいるブロックが羨ましくて、こっそり真似をしてブロック遊びをしていたら男の子たちにからかわれたこと。お迎えに来るはずの父がなかなか来ず、園長室のテレビで『ゲゲゲの鬼太郎』を見ながら待ちぼうけたこともありました。

統合は、過疎化・少子化の影響もあるのでしょう。とすれば、あの園歌はもう歌われることはないのかしら。

もうすぐ消えてしまうかもしれない歌。私が他人と声を合わせて歌った、最初の歌。二十数年ぶりに口ずさみながら東京へ戻りました。

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