日頃「何も予定のない日が欲しい」なんて言っていても、いざ何も予定のない日が訪れると、その恐怖に気が狂いそうになるものです。
恐怖の2日間は、ほぼずっとベッドに転がっていました。洗濯機を回したり、本を読んだり、お茶を沸かしたり、宅配便を待ったりしましたが、あとはほとんどうたた寝をしていました。途中からはテレビも消して、雨の音や蝉の音を聴きながら眠気のままに過ごしました。
初めの半日は「贅沢だな」なんて呑気にごろごろしていましたが、そのうちキャンセルした予定や手を付けていない仕事が気になりだしました。「休みだから」と仕事のことを忘れると、次は誰かに会う約束でも取りつけようかと考え始めました。「今日の今日で捕まる人なんていないだろう」と諦めると、今度は自分の将来のことを考えだしました。
ほら、始まった。
体は休んでも頭はなかなか休まらないものです。暇があればあるだけ余計なことを考えてしまう。だから大人には夏休みがないのだ、なくて結構、と思いました。
