scene of Nerima

20140302-094518.jpg

お世話になっている加藤先生のトークセッションがあると聞いて「ねりまの風景展」というイベントに行ってみました。区の写真クラブが撮影した時間別・エリア別の写真をパネル展示して、日頃暮らす練馬の街を再認識するという展示でした。練馬区なんて目を向けたこともなかったので、こんな取り組みがあることもきれいな区立美術館を持っていることだってさっぱり知りませんでした。

シビックプライド(市民としての誇り)、という言葉を先生は挙げていました。その側面もありながら、インタビューによって表出するシビックプライドとはおそらく違ったものが写真に写し出されていることが興味深かったです。普段彼らが見ているのはどんな風景で、何にアイデンティティを持つのか。その多くは語られることがないのかもしれない、と思いました。そんな「よそ者の知らない練馬」が見られることはとても面白いし、もっと見たいと思いました。

加藤先生が過去に携わったプロジェクトで、使い捨てカメラを持ち街を歩きながら一日で使い切るというものが紹介されていました。デジタルカメラと違って一度シャッターを押すと削除できないこと、限られた枚数をどう使うか考え抜く撮影者の思惑、操作できない撮影順、たくさんのボツ写真の中に生まれる奇跡の一枚。そのカメラから現像されるのは、編集されていない生の街と撮影者そのものなのだと思いました。私もやってみたいな、できることならワークショップとして。たくさんの人の目に映るものを知りたい。そう思いました。

コメントを残す