Etude Op.10, No.3

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別れの瞬間って、やっぱりないとダメなんでしょうか。ネコのように、関係性や生命力が弱くなってきたらそっと姿をくらまして、なんとなくフェードアウトするわけにはいかないのでしょうか。

諦めていても、頭では理解していても、改めて別れが目の前に突きつけられたら私はとても対峙することができないなあと思うのです。最期の迫る家族が、遠くへ旅立つ友人が、あるいは実らない想いがここにあって、それらの別れの瞬間が決して免れられないものなら、私は全力で逃げ出すと思います。それはきっと正しい行動ではないけれど。のちのち後悔に繋がるのかもしれないけれど。

みんなどうやって別れを乗り切っているのでしょう。喧嘩の仕方や別れの仕方も学校で教えてくれたらよかったのに。もう30歳にもなるのに、もう今年も終わるのに、まだそんなところでもたついているのは私だけなのでしょうか。

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