今週末から上映されるイギリスの映画「フィルス」、私は好きです。
とにかくばかで、とにかく哀れで、やっぱりばかな男の話です。救いようもないけど憎めなくて、でも助けるほどもない最低な奴の話。それをオブラートに包まないで、嘘で美談に変えたりしないで、とことん面白がってとことん突き放す。
面白い、というのは哀れ、と隣り合わせで、面白いと笑い飛ばすなら最後まで掌を返さず笑い飛ばすのがいいのかもしれません。自分で書いていてもよく分かりませんが、とにかく結末はとても哀れで、とても笑えるものでした。滑稽というのかな。とてもリアルだ、と思いました。人間らしいという意味で。あのエンディングが一番好きなシーンです。
笑って、泣いて、笑って、泣いて、最終的に笑い泣きながら終わりました。これぞコメディ。
「トレイン・スポッティング」が苦手な私としては、同じ原作者の作品を受け入れられるのか不安でしたが、これは面白かったです。観て良かった。
舞台挨拶に現れたBiSちゃんだけは皆目見当違いだったので、この流れでどんなオチがつくのかとても楽しみです。
