thanks a lot

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ゴールデンウィークなので、実家に帰ってきました。このところ「実家に帰る」といっても日帰りだったり一晩泊まってすぐ東京に戻ったりしていたので、たまにはゆっくり、と思って2泊3日で。それに先日は知らぬ間に母が喀血で入院していた、なんてこともあったばかりなので様子を見に帰ることにしたのでした。

手ぶらで帰るのもなんだし、両親はあまり東京に出てくることもないので、渋谷で何か買って帰ることにしました。みんなで食べるおやつのお茶請けは何がいいかな、何だったら喜んでくれるかな、といろいろ迷って、舟和の芋ようかんを買いました。けれどお土産を持ってきてもなかなか素直に喜ばないのが我が家。大したリアクションもなく、「最初はそんなでもなかったけど最後あーまい」という全然甘くない講評を頂いておやつの時間は終わりました。全くもって素直じゃないところは親譲りだな、とただただため息をつくばかりでした(なので皆さん、その点に関しては残念ですが諦めてください)。

しかし、困ったことに、いくらお土産を買って帰っても、いくらプレゼントを用意しても、2倍にも3倍にもして返してくるので到底及ばないのです。おいしいごはん、広いお風呂、朝寝坊、散歩、温かい布団。帰りに持ちきれなくて逆に厄介なほどの食料を持たせてくれることもあります。わりとこまめに帰省しているのに、これでもかというくらいもてなしてくれるのです。いくらお礼の言葉を述べても、いくらお礼の品を差し出しても、一向に追いつきません。

ああそうか、「親孝行できた」と思える日は永遠に来ないのだな、と、うすぼんやりと分かった気がしました。だからこそ少しでも追いつけるようにたくさん感謝しよう、とも。

友達や周りの人たちに対しても思うのです。ありがとうってちゃんと言えたかな、感謝の気持ちは伝わったかな。相手が大切であればあるほど不安になるし、ちゃんと伝えなくちゃ、と思います。きっと受け取った分には及ばないけれど、それでも少しでも返したい、受け取ったことだけでも伝えたい。そう思います。なかなか実行に移せていないけれど。

明日、東京に戻ります。両親とも(とりあえずは)元気そうでよかった。また一緒に食卓を囲めてよかった。また帰ってくるから、元気で待っていてください。いつもありがとう。

“thanks a lot” への 2 件のフィードバック

  1. 2倍返し、3倍返しをありがたく頂戴することは立派な親孝行だと思います。最近改めて思うのは、親は子供の世話をしたいのだということ。子供が大人になって親をあまり頼らなくなると、この傾向は加速するんじゃないのかなと。何か特別なことをしなくても、十分親孝行はできてるんですよきっと。

    ちょっと奮発してプレゼントを上げた時よりも、頼んでいない引っ越しの部屋の掃除をしている母の方が生き生きとした表情をしてました。

    (親の性格にもよるかもしれませんけどw)

    1. ははは、そうなんでしょうね。実家暮らしの頃はたとえ休日だろうと朝寝坊なんて許されませんでしたから。笑

      けど、きっとどれだけのことをしても「親孝行、したい時に~」という句には抗えないのだろうな、と感じています。あと何回、同じ食卓を囲めるのだろう、とか。

      あんまり言ってると「勝手に殺すな」って怒られるな。笑

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