FES.

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KAIKOO POPWAVE FESTIVAL ’12に行ってきました。初恋の嵐が出演するとのことで、翌週のARABAKIとどっちにしようか迷ったものの、近場のKAIKOOに決めました。運良く友人からチケットを譲り受け、ゆりかもめに乗って船の科学館へ。初めて行きます。

ゆりかもめに乗ると汐留からお台場あたりをぐるっと回ります。高層ビルが立ち並び、無駄のない整然とした都市が続きます。一見、味気なく寂しい風景のようにも感じます。けれどよくよく見るとそこには公園のブランコを揺らす子供がいて、小学校があって、スーパーの前の道には車が停まっていました。「ああ、ここも誰かのホームタウンなんだな」と思いました。

着いてリストバンドを引き換え、すぐに向かったのは初恋の嵐のステージ。イベントとしてはかなり早い出番だったため、人出こそまばらでしたが、私は行ってよかったと思っています。アナログフィッシュ佐々木さんを迎えての「untitled」、風貌がまるで西山さんのようで、10年経った今もあのまま時間が続いていたらこんな感じだったのかな、と思い浮かべました。とても独特な「untitled」でした。

初恋の嵐のゲストボーカルライブがいいなあ、と思うのは、ボーカルが西山達郎じゃないところです。当たり前ですが。みんな西山さんになろうとせずに、思い思いに自分の節で歌う。何だかそれが逆に「2012年にいたかもしれない」西山さんを浮かび上がらせているように思うし、「2012年にいる」初恋の嵐のスタイルなんだろうなあ、と思います。

早々に初恋の嵐が終わり、もう知ってるミュージシャンも出ないし日暮れ前に帰ろうかな、と思いながらTwitterを見ていると、友人が来ているとのこと。フードコートで待ち合わせて、会ってみることにしました。

友人は職場の先輩2人と来ていて、私が一人で来たことに少し驚いていました。この後観に行くつもりのステージをいくつか教えてくれ、また後で、と言って人ごみの中に消えていきました。

だってフェスってチケット代が高いし体力が要るから誘いづらいんだもん。と思いつつ、とても心細かったのも正直なところで。私は友人に教えてもらったステージを点々と回ってみることにしました。ユザーン、80KIDS、在日ファンク、ブンブンサテライツ。普段全然聴かないバンドばかりでしたが、途中から雨も降りだしてびしょびしょでしたが、そんなことどうでもよかったのです。これまで聴いてこなかった、こんなことでもなければ聴かなかったはずの音楽が、こんなに楽しいなんて!

途中で合流したもののモッシュではぐれた友人ご一行と新橋で再会し、居酒屋で打ち上げ。飲んで、食べて、ライブの感想やどうでもいい幕間の与太話を好き好きに喋り合いました。

はーそっか。これだ。これがあるからフェスって楽しいんだ。誰かのオススメに乗ってみたり、待ち合わせをしたり、感想を共有したり。お昼過ぎの私と、友人と合流してからの私とでは気持ちが全然違うな。後半、本当に楽しかったもの。何だかちょっと分かった気がしました。

フェス、また行きたいな。夏が楽しみになりました。

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