行く末

健康について考える。

実家に電話をかけお元気ですか、と母に尋ねると返事は「何とかね」だったのが最近は「息はしてる」になった。うちの家族は皮肉屋だから適当にははは、と笑って受け流すのだけれど、日々確実に衰えを感じているのだろうと思う。ここ数年は父が会社で突然倒れたこともあったし、母が道で喀血して救急車に乗ったのも記憶に残る。彼らの兄弟や従兄妹もどこまでが存命だったか、失礼ながらはっきり覚えていない。

自分の行く末についても考える。将来の約束された職どころか会社勤めすら辞め、貯蓄もない。食い繋いでいられるだけ幸せだが、自転車操業から脱するにはもうしばらくかかりそうだ。今は多少の無理をすれば何とかなるけれども、いつまでも踏ん張りが効くとは思わない。身を寄せる家庭も今のところないわけで、最期の時を回収するのも自己責任で賄う必要があるとすれば、その計画もある程度立てておかなくてはならないだろう。

それが老後にやってくるならまだしも、今がその瞬間になったらどうしよう、とも思う。奨学金とかカードの返済とかまだあるなあ。すぐ終わるならまだしも、入院や治療が続くならお金がかかる。身寄りがない場合、病院はどこまで面倒を見てくれるだろうか。途中で資金が尽きたら、その場で追い出されるのかしら。好きな子にそばにいてほしいなんてとても言えないから突き放さないといけないのかな。ドラマみたいに。

テレビの天気予報を見ながらごはんを食べる。もうすぐ台風が来るらしい。傘を用意しておく必要がある。

コメントを残す