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雨宮まみさんの本を読んでいます。『東京に生きる』。

「好きでいる間は、近づきたくてたまらず、どうすれば満足できるのか分からなくなる」「未来のことを考えると憂鬱でたまらない」

そう。そのとおり。近づいて近づいて近づきすぎてうっとうしがられ、嫌われたいつぞやの昔。明日のこと、来週のこと、来年のこと、5年後、10年後、老後、どれをとってもため息が出る最近。

思い出したくもない嫌なことばかり書いてあって、でも言い返せないぐらい共感してしまって、やっぱり良い物書きだったのだなあ、と途方に暮れる。それをもう何周か繰り返しています。

同時に「もう死んだっていい」「死にたくなる」「死ぬまで」というくだりを目で追うたび、あーあ、と口の中で呟いています。あーあ、もう死んじゃいましたけどねあなた。

こんなつらい思いで、こんな悲しい目線で、東京に生きていたのか。そんなしんどいことがあっていいのか。いやだめでしょ。

読めば読むほど悲しい本を、なんとなく義務感に駆られて読んでいる今日この頃です。

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