幼なじみからLINEが来ました。「本日、無事入籍しました」。楽しいときも苛立つときもなぜか一緒に過ごした、そういう、家族の次に大切な他人からの、待ちに待った吉報でした。
段取りをしていたのを前々から知っていたせいもあるのでしょうが、思いのほか感慨はありませんでした。思ったほどうれしくもないし、かと言って思ったほど悲しくもありませんでした。
何かが壊れているのかな、と思いました。自分の中の、あるいは自分の外の何か。分からないけれど。
引っ越して以来毎日びちゃびちゃと家の前に不快な水たまりができていたのは雪のせいでなく給湯器の故障が原因でした。なんだか、少し似ている。
日本はときどき便利で退屈です。朝いつもと違うホームに立って、頭を空にする間もなく、昼にはもう雪国にいました。
