字を書くコツ

字を上手に書くコツは、ただひとえにバランスあるのみです。その字は真四角の枠の中央に収まるか、その真四角の大きさは隣の字と揃っているか、また等間隔に並んでいるかも字をバランス良く見せる重要な要素になります。

まずは頭の中に真四角が必要です。フリーハンドで真四角を描くとき、タテヨコの長さをいかに等しく描けるか、いかに垂直に交わらせられるか、さらに言えばいかにまっすぐな線が(意図的に)描けるか。真四角さえ描ければ、その真四角の中に整った字を書くことができます。

そのためには、次の線を見通す想像力と冷静さ、それにある程度の思いきりが必要です。真っさらな紙の上のどこに着地したいのか、残りのスペースに何本の線が必要か。頭の中で下書きをして、目処がついたらその下書きの上を迷わず一気になぞります。字をバランス良く書きたいと思うなら、まっすぐな線を何本も等間隔に並べて書く練習をすると良いでしょう。

そしてもう一つ、字を上手に書きたいと思うなら心を鎮めることです。ざらざらした砂の上ではうまく線が描けないように、心がざわついているときは字もてんでばらばらになります。肩や腕の力を抜いて余計なことを考えずに臨むのがよいでしょう。

逆に言えば、字が荒れるときや線がまっすぐ描けないときは心が荒れている証拠です。一度席を離れ、お茶でも飲むか近場の散歩でもするのが良いと思います。

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