「指す手がいっぱいある局面で、間違えないというのは容易な事ではありません。」
それが将棋の話をしているとは、私には到底思えませんでした。正解は一つでも不正解は無数にあります。世の中には大小さまざまな不正解があり、一つと区切ることができない点も含めて「無数」だと言えます。人の数ほど、土地の広さほど、海の深さほど選択肢がある中で、100点の正解を選び続けることは気絶するレベルで難しいことです。
(それでも正解を選ばなければならない、と思い込んで抜けられないのは、敵わないと分かっているのにその制約に挑みたがるのはどういうわけなのでしょう。自問)
あれは間違っていた、と思うことはあっても、あの時に戻りたい、やり直したい、とは思いません。正解を選び直せる自信が皆無に近いからです。