ducks

鴨が川で泳いでいました。泳いでいた、というよりも川面に浮かびながら川岸の苔を食べていました。

よく白鳥の話が喩えに出ます。水の上では優雅に振る舞っていても、水面下では必死に水を掻いているといいますが、やはり必死に掻いている様は不恰好でした。

不恰好でもいいよ、がんばっている君は美しい、みたいなことを言う人もいますが、私もその言葉に甘えたいと思うことはしょっちゅうありますが、やはり不恰好は不恰好でしかなくて、恰好は良いに越したことはないと思います。何より、恰好悪い自分がいかにコンプレックスたり得るか知らないからあんな無責任なことが言えるんだ。

鴨の足は実に不恰好で、見ているのも不愉快だと思いました。ただ、そのくせ目を逸らしたりその場を立ち去ることはなかなかできませんでした。

不恰好なものほど愛着が湧くということなのか、単なる怖いもの見たさのようなものなのか、すぐには判断がつきませんでした。

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