身体が追いつかない、というのは幼少期からあるコンプレックスの一つです。手足はもちろん、発話にまで影響は及びます。
演劇やダンスなど、私が身体的なワークショップに参加するのはそういった理由もあります。私たちの身体は歳を重ねるごとに凝り固まっています。ルーティーンのいつもの動きができるのはそれ用の筋骨だけが機能しているに過ぎず、じきにルーティーンの動きしかできなくなることを私は危惧しています。私は関節や筋肉を緩め分解し、必要なときに瞬発力をもって動けるようにしておきたいのです。
昨日行ったコンテンポラリーダンスのワークショップもまた、初級編にもかかわらず私には大いなるストレッチでした。どうすればこの関節だけ回るのか、この動きは外から見たらどう見えるのか、あの動きを自分の身体で再現するにはどうしたらいいのか。普段使わない筋肉と普段使わない脳を使う感じは、ちょうど凝り固まった肩を少しずつ揉みほぐす感じに似ていました。うまくいかないと悔しい、コツの片鱗が掴めるとうれしいというように、自分の反応が普段よりシンプルになっているのも不思議でした。
試行錯誤の2時間はあっという間に過ぎました。わあ!楽しかった!あれはできなかったけれどこっちはうまくいったんじゃないかな!またやりたい!!
それを言葉にして講師の先生に伝えるほどにはほぐれていなかったようです。最後にまた一つ悔しい思いをして帰りました。
