crank

傘が折れました。

大切にしていた傘は随分前、ひどく酔っ払った夜にその日限りで閉店する居酒屋に置いてきてしまいました。その後サブで使っていたジャンプ傘が昇格しましたが、骨の一本がだんだん曲がり不恰好になってきたのでお役ご免を下したばかりでした。そこでサブ上がりのジャンプ傘はごみ回収に託して、次の傘を買うまでは一度しか使ったことのないビニールのジャンプ傘に代役を頼もう、そう決めたのが今朝でした。向こうから来るお兄さんとバス停の柱に挟まれた傘は、真ん中の柱がぐにゃりと曲がりました。

いやいやいやいや!こんなに骨も丈夫そうだし、ビニール傘なのにジャンプだし、そんな簡単にやられるはずがない、どうにか元に戻ってくれないか、と曲がった箇所に力を入れると、柱の骨はその3センチほど下から逆方向にぐにゃりと曲がりました。そうじゃない、そうじゃないんだよ。

板挟み事故から5分も経たずして、クランク道路のような傘ができました。教習所時代の忌まわしい記憶さえ蘇るようでした。何しろ折れたのは手元の閉じる金具の部分です、これで閉じられるかしら。今日は何とかしても、今後も付き合い続けるのは困難なように思えました。

どんどん処分しろ、玄関を片付けろという神様の思し召しなのでしょうか。傘の脆さとともに、居酒屋に置き忘れてきた傘がとても恋しくなりました。何の変哲もない、閉店セールで買った紺色の傘でした。

今週はまだ雨が続くといいます。これから私はどうすれば良いでしょうか。まさか閉店セールを探すところから始めるべき、なんてことはないと願いたいです。

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