ひとたび財布に手をかけると散財が止まらないのですが、生活をちゃんと管理していれば財布なんかなくても外に出ていられるものです。朝ごはんを家で食べて、缶コーヒーではなく湯気立ち上る白湯を飲んで、お弁当を会社のレンジで温めて、お腹が空いたら家に帰ればいいのです。いくら「金は天下の回りもの」だからって、私が毎日回す必要などないのです。
そんな簡単なことを知ったのは、一日を終えようとしていた時のことでした。今さら財布を忘れたことに気がついた私は、レジの前でただただ平謝りするばかりでした。
Rumi Yoshizawa's journal