小さい頃、父に本を読んでもらいながら眠るのが習慣でした。それは絵本でなくても昔話でなくても何でもよくて、『窓ぎわのトットちゃん』とか『南総里見八犬伝』とか、とにかく家にある本を手当たり次第読んでもらっていました。
憧れの二段ベッドを買ってもらってからは、一人で眠る代わりに枕元にカセットプレーヤーを置いて、好きな音楽や英会話教室の教材カセットを聞きながら眠るようになりました。寝つきは良かったほうですが、誰かの声の中で眠ることは私の身体に染み付いている習慣の一つです。
昨日は脱水症状か貧血か、頭痛と吐き気で具合がひどく悪かったので、頭を冷やしながら布団の中で丸くなり、iPodを鳴らして眠りました。とても安心して眠ることができましたが、ふと冷静に考えると、いつまでも赤ん坊のようで少し恥ずかしくもあります。
父を千葉から呼びつけないだけマシ、ということで。
