Pikachu

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オーストラ・マコンドーという劇団のプロデュースする演劇ワークショップに参加してきました。半日ほど劇場に篭って段取りの稽古を重ね、最後に成果発表としてお客様をお迎えし朗読劇を披露する、というものでした。市民ワークショップだったので難しい側面も多々ありましたが(劇団の方々はその点でかなりご苦労なさったのではないかと思います)、素人の付け焼き刃にしては面白い作品ができたと思います。

稽古の一番初めと一番おしまいに、40人全員で円になって手を繋ぎ、じっと目を瞑りました。それは思った以上に静かで長い時間でした。

組まれた手の、手のひらのしわの隙間の中に、じんわりと温かい空気が生まれていくのを感じました。手のひらに神経を集中させると、みんなじっとしているようでいて時々ぎゅっと力が入ることがありました。それは意識的なものもありましたが、無意識的にびくっと動くこともあるようでした。

人には電気が流れているのかもしれない、と思いました。感情とは電流によるものなのかもしれない、とも。その点で、人は猿より魚よりピカチュウに近い生き物なのかもしれません。

目を瞑りすべてを忘れて、人と手を繋ぐことに神経を集中したあの時間のことを、今もまた思い返していたところです。

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