隣の子どもが駅名をとにかく10回連呼する遊びに興じています。「ちがう、こうだよ」「おちゃおちゃおちゃおちゃ…」「おちゃちゃちゃちゃちゃ」「おちゃちゃになってる!」「ぎゃはー」子どもの好奇心に勝るものはないなあ、と思います。
小さい頃はクラスの誰もが自分の名前を逆さに読めました。確認しなくても空で言えるほど言い慣れていたのは、やはりそれが面白くて何度も口ずさんでいたせいでしょう。使う機会もないのに、何の捻りもないのに。
そうか。はたと気がつきます。ひょっとして大人は、使い道や理由がないと興味を持てないのかしら。説明できないものには近寄らないのが大人というものなのかしら。
「おちゃちゃちゃちゃちゃ」をもっと速く言うとどう表記すればいいのだろうか、どうすればこのスピード感を表せるだろうかと言葉に意味のようなものを考えている時点で、隣の子どもたちには交ざれないことを悟りました。残念です。
