あの人は今どうしているのだろう、と思っていた矢先に「イベントを開くので興味があれば」とお誘いを頂きました。
聞けば研究者として学問を究めるとともに大学で教壇に立っているとのことで驚きました。たしかに彼はいつまでも勉強ばかりしているので「働かないのかなあ」と常々思っていました。
幼少の頃からノートテイクが習慣づいていて、今も公私ともにノートテイクを思考の整理や発展に役立てている、というのを実例やワークを交えて紹介する講義でした。私的な実体験から生まれた思想に基づいて本論を展開する授業構成は、親しみやすく明解でありながら具体的でもあり、受講生の腑にすんなり落ちるものだったように感じました。
とても面白い講義でした。アルバイト時代の「真面目なカタブツ」という印象のまま10年近く過ごしたのは少し惜しいことをしたな、と思いました。けれど10年越しで気付いたからこそ面白かったのかもしれません。寝かせて味が良くなるなんて、まるでワインかチーズのようだと思いました。
