gardening

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駅前の街路樹を植木屋さんが剪定していました。独特の青くさい匂いが私は大好きです。

小さい頃は我が家の庭にも植木屋さんが来ていたように記憶しています。3時を回ると、母がお茶とお茶菓子を縁側へ運んでいました。小さな庭でしたが、花が好きな母のおかげで、庭は春夏秋冬いつでも草木で賑わっていました。

槇、山茶花、紅葉、ノウゼンカズラ。いつからか植木屋さんは来なくなりましたが、木はすくすく伸びるので父母が剪定をするようになりました。長めに切られた枝を拾って振り回したり、枝葉を山のように積んでたき火ごっこをしたりしました。青くさい匂いがそこらじゅうに漂っていました。

ひと仕事終えると、父母は扇風機の前で冷たい麦茶を一杯飲みました。何の仕事もしていないくせに、私も一緒に麦茶を一杯飲みました。庭にまだ漂う青くさい残り香と茶の間のござの匂い、一口飲み込む瞬間に鼻先をよぎる麦茶の匂いは、夏の午後の匂いそのものでした。

あの青くさい匂いを嗅ぐうちに麦茶が飲みたくなったので、会社に行く前にコンビニへ寄るとしましょう。

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