Natsu

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おナツさんの集中力はものすごくて、欲求や衝動に突き動かされて絵を描いているように見えます。絵を描く様子は見られなかったけれど、手が勝手に動くんじゃなかろうかと想像がつきました。

きっと一枚の絵の完成像が全体はっきりと見えているわけではなくて、ここを描こう、と思った瞬間にスイッチが入ってばばばっと描き上げるのだと思います。描き上げたらふっとスイッチが切れて、またスイッチが入って、の繰り返し。だからパースや大きさの比率はバラバラ。でもそんなのは瑣末なことで、スイッチが入った部分のリアリティには息を呑むばかりでした。私ならきっとすぐに集中力が切れてパースや全体のバランスばかり気にして台なしにしてしまうでしょう。

絵は人柄が出ます。優劣ではなく、何を見て何を感じ取るか、何に興味があって何を大切にしているかが顕著に出るような気がしてならないのです。

あの観察力をもって忙しなく動く目、描いている間の集中力。自分とは似ても似つかぬおナツさんの身体を借りて世界を見ているような錯覚は、とても新鮮でエキサイティングでした。

絵が描けるってすごいな。尊敬します。

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