自動販売機でジュースに並んで売られていたリゲインに200円という札がついていたので「200円もするのかよ!」と声を上げてしまいました。
思えば今はペットボトルのジュースも160円するし、おもちゃのガチャガチャだって200円300円するのが当たり前です。子どもの私にはカラクリがよく分かりませんでしたが、てっきりコインが鍵の要領で窪みか何かにはまってガチャガチャのハンドルが回せるようになるのだと思っていたので、2枚も3枚も入れられることが不思議でなりませんでした。
それこそ昔は50円のガチャガチャもあったような記憶があるし、ジュースは100円玉を握り締めて買いに行くものと決まっていました。「りぼん」は400円で、「なかよし」は390円でした。10円ガムをポケットにしまって、5円チョコの裏側の当たりマークを必死に探したものです。今やあの値段ではどれも買えないのだろうなあ。
ものの値段について考えることは意外とないものだな、と思いました。ガチャガチャや10円ガムから、駄菓子屋へ続く一本道の灼けるような日差しとラーメン屋の匂いを連想しました。あの時と同じように暑い日です。
