absurd

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不条理劇の大家、ウージェーヌ・イヨネスコ作品の戯曲リーディング公演を観てきました。自らが去った後の世界に希望を抱いて心中する老夫婦と、その希望が叶えられることのない現実世界。誰が死のうと何をしようと淡々と続いていく現実世界の残酷さがとても不気味でした。不条理劇の持つリアリティにぞっとしました。

不条理劇が世の核心を突くようにできているのか、はたまた世の中が不条理劇に近付いているのか。ううむ。

しかしあれは1時間近くある芝居の終盤5分ほどしか出てこないくせにすべてのオチを回収するノゾエ征爾さんも素晴らしかった。余韻から抜け出せず、帰りの電車でひたすらWikipediaを繰っていました。

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