Acoustic Tempo Magic

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先日ラジオで聴いた曲がもう一度聴きたくて、安藤裕子のミニアルバム「Acoustic Tempo Magic」を買いました。

安藤裕子の曲をちゃんと聴くのは初めてです。昔好きだった男の子が彼女のファンだと聞いた覚えがあるのですが、その名すら知らなかった当時の私には足の踏み入れようもない世界でした。あれから随分経つなあ。

目当てにしていた「世界をかえるつもりはない」もさることながら、原田知世のカバー「早春物語」がとても良いです。あまり取り沙汰されることはありませんが、この曲の凛としていて繊細な感じがとても日本的で美しくて好きでした。本家の柔らかさと優しさが紅を差した春の花を想起させるとしたら、このカバーは柔らかくも厳しくて、しんしんと降り積もる、誰にも触れられていない雪を感じさせました。まさか誰かのカバーで聴けるとは思わなかったし、その歌い手が安藤裕子で良かったと思います。

この人はどうしてこんなに明け透けに、感情をさらけ出して歌えるのでしょう。鮮烈な色が何色も見えるようでした。私はこうはなれない。なりたいとも思ってはいないけれど、かっこいいなあ、とは思いました。

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