渋谷駅の西口を出て玉川通りを裏手に潜ると、桜丘に「かいどう」という食堂があります。
喫茶店でもレストランでもなく、食堂。半地下の店内はとにかく広くて、蛍光灯がちょっと暗くて、メニューにこれといった特徴もなくて、みんなうまいともまずいとも言わずに黙々とごはんを食べています。テーブルとテーブルの間を愛想の良いメガネのお兄さんがてきぱきと動き回ります。
ラーメンを頼んでみました。とても普通の、これだけ普通なのは珍しいというほど普通のラーメンでした。ラーメンというより中華そばと言うほうが正しいぐらいの味で、スープをあまりすすりすぎると喉がヒリヒリしました。
何ひとつ特筆すべきことのないラーメンでしたが、ここ最近食べた中で一番おいしかったです。
カウンターから厨房の様子を眺めながら、今度は炒めものもいいな、と思いました。

