一夜明けた途端、どっと寂しさ悲しさが押し寄せてきました。昨夜の私はやはり酔っていたのだと思います。
昨日のライブで、宇宙遊泳は三位一体だったのだと改めて実感しました。ひとり足りなかった昨夜のステージは、私の好きな宇宙遊泳ではありませんでした。彼の声やベースの音を耳の奥で補うようにして演奏を見届けましたが、ふと我に返って聴く二人だけの演奏はとても寂しく感じました。大好きだったステージの中央を向き合う三角形は一点足りなくて三角形が作れませんでした。
思えば宇宙遊泳の歌には諸行無常が多く描かれていたのだなあ、と思いました。いつかは失われるもの、既に失われたもの、瞬間の美しさ。一つ一つの歌詞が好きでしたが、この夜ばかりは今この状況を擬えるようで胸が苦しくなりました。ステージを見つめながら、歌詞を噛みしめるように小さく口ずさみました。
ああ、やっぱりまだ言葉にはしきれないな。何を言っても目が潤むばかりでうまく表せません。宇宙遊泳と過ごした5年間は、私の大切な5年間でした。
また三角形が作られたら、今度は嬉し泣きしてしまうかもしれません。早く泣きたい、と思うのは初めてのことです。
