sweets

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あの後3度目の3月13日が訪れました。当時の私にとって11日以上に辛かったのは13日でした。人々が事態をだんだん把握し始めて、自分の足元を確保するとともに周りの情報を受け取るようになった頃のことでした。

と、ここまでは毎年書けるのですが、いつもおしまいまで書けません。何が良い、何がいけない、あの一連の出来事に対して自分はどんな立場で何を思うか。まだうまく整理がつかない、少なくとも言葉にはできずにいます。もしかすると言葉にしたくないという気持ちもあるのかもしれません。

今はその時が来るのを静かに待とうと思います。

ふと思い出すのは、あの頃、気持ちが不安定な状態で半ばヤケになりながら仕事をしていた私の机に毎日そっとお菓子を置いていってくれた先輩のことです。不安な日々に荒んだ心でも、甘いお菓子の前には思わず笑みがこぼれました。そんな私を見て、先輩は安心したように小さく笑っていました。

先輩だって子供が生まれたばかりで気が気でなかったろうに、人のことなんて構っていられなかったろうに、駄々をこねる私はさぞ鬱陶しかったろうに。彼には申し訳なかったな、と今もなお思います。と同時に、万に一つも同じような場面に出くわすことがあったら、今度は私がお菓子を差し出す側になりたいと思うのです。

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