会社でフルーツバスケットをしました。みんなで車座になって、自分(の該当するカテゴリ)が呼ばれたらその人だけ席替えをする椅子取りゲームです。どういうわけか昔は大好きだったのに、もう15年はやっていないような気がします。
ワークショップの肩慣らしだったので、一人一人カテゴリ分けされる通常のものではなく、自由回答・自己申告制のフルーツバスケットでした。お題は「最近嬉しかったこと」。
これは困りました。気掛かりなことや悲しいこと、それこそ困っていることならすぐにでも浮かぶのに、嬉しかったことがまったく思い浮かびません。何かあるだろう、と思ったのに何ひとつ思い浮かばないのでした。これだけ日記を書いているのに。
デザインの歴史を遡るとき、芸術の世界では17世紀に「disegno interno」という言葉が現れるといいます。現代語で表すと「inner design」、自然の模倣を経て、形のない、内面にあるものを表現することが流行った時代なのだそうです。私が書く日記もそうかな、と思いました。まさか4世紀も前の流行を追いかけていたとは思いもよりませんでしたが、内面にあるものを外にかたどって出している、これもデザインなのかしらと思いました。
だとしたら、嬉しくも楽しくも何ともないことばかりを拾い集めてデザインしているこの日記はなかなかひどいな。ちょっと反省しました。
なんて言いつつそうすぐに嬉しかったことなんて思いつかないので、お正月に食べた馬刺しを載せておきます。おいしいものは正義。
