ちょっとした事で左手に怪我を負い、擦りむいただけだと思っていたところに今は包帯を巻いています。患部が手だったので、生活しやすいようゴム手袋を被せています。右利きでも左手は意外と使うものです。
薄いゴム手袋を選んだのでさほど生活に支障はないだろう、と思っていましたが大きな間違いでした。手を洗っても石鹸が洗い落とせているか分からないし、顔を洗ってもムラなく洗えているか分からない。微かな力加減ができないし、小さなものを摘めない。薄いゴム手袋一つで、まるで自分の手ではないかのようでした。私は、ロボット・人間工学を思いました。どれだけ賢くなっても、どれだけ性能が向上しても、人間の手を超える作品が生まれることはきっとないのでしょう。温かさも、柔らかさも、繊細さも、似て非なるものなのだろうと思いました。
手はすごいな。
早く手の傷が治るといいなあ、と思いました。温かさや柔らかさ、繊細さを取り戻したい。
