reflection

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飼い犬に手を噛まれたからといって飼い犬を殴ったり殺したりするのは大抵お門違いで、飼い犬にも噛んだ理由や言い分があるわけで、噛まれた者はそれをまず反省しなくてはならないのではないでしょうか。

子どもの頃に参加した啓発俳句コンクールで「原子力 明るい未来の エネルギー」と詠んだ人が「撤回したい」とひどく悔やんでいた報道を見て、それは違うんじゃないかな、と思いました。彼も原子力技術自体も悪くはなくて、私たちや事業者たちが無知だったりぞんざいな扱いをしたから大怪我をしたのだと思っています。大怪我をしたから頭ごなしに「あれは悪だ、不愉快だ、四の五の言わず撤廃しろ」とだけ言うのは随分と傲慢な態度ではないだろうか、と思います。

もちろん私たちはたいへんな大怪我をしたわけで、恩恵に対する見返りが割に合わない、我々の手で扱える代物ではないな、もう二の舞はこりごりだな、という気持ちです。けれどもそれらを失った後、自分がどういう態度で暮らしていくかぐらいは粛々とした心持ちで考えてもいいんじゃないか、と少しばかり思うのです。

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