deep, mild, and spicy

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一昼夜どこにも出掛けずだらだらと眠ってしまった昨日を反省し、今日は外で昼食をとることにしました。これから神保町へ向かうので現地でカレーでも、とも思いましたが、ふと気が変わっていつも気になっていた町屋のカレー屋さんに入ることにしました。

小さなお店の中では1組のおばさんたちが楽しそうに会食をしていました。私は一人だったので奥のカウンター席に通されました。チキンカレーの辛口をランチセットで頼んで、飲み物は断ってもよかったのですが、ラッシーを頼みました。

キッチンのおじさんとホールのおじさん。インド系の濃い顔の外国人でしたが、日本語がとても上手でした。

しばらくしておばさんたちが食事を終え、席を立ちました。「とってもおいしかったわ、また来ます」と口を揃えおじさんたちに声を掛けて帰っていきました。そのまたしばらく後には若い夫婦が持ち帰りのカレーを買いに来ました。おじさんは若い夫婦に席を勧め、弁当の支度を始めました。弁当を受け取ると若い夫婦は「今度は食べに来ますね」と言って帰っていきました。おじさんたちはレジ横でキッチンで、「ありがとうございました」「またお待ちしてまーす」と陽気に答えていました。

運ばれてきたカレーは生クリームがぐるりと回っていました。まろやかな甘さがうっとうしかったのは初めだけ、じわじわとスパイスが効き始めて汗がにじんできました。辛口具合に遠慮というものがないな、と思いました。

客の出入りが収まって手が空いたのか、ホールのおじさんが「どうですか?辛口大丈夫?」と私に声を掛けてきました。私は「からい、でもおいしい」と答えました。

しばらくするとキッチンのおじさんが「辛さ大丈夫?お嬢ちゃん」と声を掛けてきました。きっとホールのおじさんが伝えたのでしょう、「ごめんなさいね!」と言っていました。そんなつもりはなかったので「これぐらいの辛さが食べたかったの、おいしいよ」と答えました。

最後の一口までおいしく食べ「元気が出た」と伝えてお店を後にしました。

土地がいいのか、店員たちの人柄なのか、よくしゃべるカレー屋さんでした。元気が出たのはスパイスの辛さだけじゃなく、日がな一日誰とも会わず淀んでいた気分が晴れたせいもあったのだろうと思いました。

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