片想いの『片想インダハウス』を聴いています。森は名盤なのが想像つくし既にみんなが絶賛しているので今すぐ聴かなくてもよいのです。それにしても最高だなこれ!
本当は昨晩帰ってすぐに聴きたかったのですが、突然の雷雨でそれどころではなくなってしまいました。とにかくひどい雷雨でした。生まれてこの方、あんなうるさい雷は初めて聞きました。駅前のスーパーで傘を買うと、レジのおばさんが「お気をつけて」と言ってくれました。気をつけても落ちるものは落ちるな、と苦笑いをしながら私は「ありがとうございます」と会釈をしてスーパーを出ました。
中学時代の美術の恩師は、落雷でご主人を失いました。ゴルフ場のど真ん中の一本木に落ちた雷に撃たれたのだと聞きました。とても気さくで陽気な先生でしたが、その事故があってからお会いすることはなかったと記憶しています。
駅前のファミレスに避難し窓の外でピカピカと光る稲妻を見ながら、先生は今頃どうしているだろうか、なんて無神経なことを考えていました。
食事を済ませ、本を読み終えてファミレスを出ると雷も豪雨もすっかり止んでいました。読んでいた『タモリ論』の最後の1ページに「タモリの誕生日は8月22日」とありました。父と学年違いの同い年でした。誕生日を迎える15分前に読み終えました。もう読み返すことはないと思います。
昨夜の雷雨なんて夢だったかのように平気な顔をして通勤電車に乗っている自分が時々とても不思議に感じます。でも毎日そうやって昨日を夢だったかのように片付けて、日めくりカレンダーをちぎるようにして、同じようでちょっと違う一日を過ごしてきたんだなあ。明日からもそうするんだろうなあ。じゃないと生きていけないもんなあ。
なんつってなんつって。実際は毎日そこまで考えていません。
昨日を片付けて出社するかー。
