金曜日は仕事も早々に、(the)bedsのライブを観に代官山へ出掛けました。先週観た彼らのライブがとても眩しくて楽しかったのと、宇宙遊泳のハタさんがサポートギタリストとして参加すると聞いたのもあって、覗きに行くことにしました。
代官山のライブハウスは、会社からほど近く。のんびり歩いて向かい、定刻どおりにフロアの扉を開くともうライブが始まろうとしていました。後で聞いた話によると、前のバンドが予定よりずっと早く終わったとか。危なかった。
陽気で明るい雰囲気だった先週のライブに対して、今回はちょっと重め。新曲のシリアスな顔が垣間見える感じは、まだ何度も観ていない私にも新鮮で意外性のあるものでした。また、前回は3人のシルエットがくっきり浮かぶようなシンプルな演奏が魅力でしたが、ハタさんのギターが入ったことで彩りが増したというか、華やかになったのも面白かったです。先週と今週とでまったく違う顔を見せる(the)bedsというバンドはなんて魅力的なんだろう、と思いました。
ボーカルのブービーが叫ぶ「あーりーがーとーー」の調子が、同郷の先輩にあたるethosのボーカル・杉山氏とまったく一緒だったので地域性なのかな、とドラムのやましんに尋ねたら「全然ちげーよ」と一蹴されました。違うのか。
もっといろんなライブを、いろんな顔を見てみたい、と思いましたが今後の予定が決まっていないそうで、とても口惜しい。次のライブが待ち遠しいです。
土曜日は何をしようかと夕方までうだうだ悩んだ結果、家から持ち出したビールを持って再び代官山へ。西郷山公園から多摩川の花火を観ようと思ったのです。私は公園に行く前に、前日録音した初恋の嵐特集のラジオ番組をiPhoneに忍ばせて、聴きながら花火を観ることにしました。
目黒区、世田谷区を越えた向こうの多摩川。西郷山公園から多摩川までの間にはたくさんの家やマンションがデコボコと頭を並べていて、花火は彼らの家々に降り注ぐようでした。
遠く夕焼けがかっていた空もだんだんと藍色が濃くなり、夜が深くなっていく。初めはラジオから流れるエピソードにクスクスと笑っていましたが、遠くに輝く花火を見つめながら真夏の夜空の下で聴く「真夏の夜の事」はとにかく美しく、うっかりちょっと涙が滲んでしまうほどでした。
気がつくと花火は終わっていましたが、しばらく夜風に当たってぼんやりしていました。
近いながらも普段めったに訪れることのない代官山ですが、とても素敵な週末になりました。代官山もなかなか悪くないな、と思いました。

