「友の会」が終わって1週間が過ぎ、また新しい週が始まりました。もう1週間、まだ1週間。遠い記憶のような、昨夜のことのような、不思議な気持ちです。
いつも本番当日が近付くにつれひどく心細くなったり妙に焦ったりしていたのですが、今回はどういうわけかそういうのがほとんどありませんでした。これまでで一番心穏やかに本番当日を迎えたような気がします。「友の会」は一人でやってるんじゃないんだなあ、そんな言うまでもない事実を、確かに感じることができました。
それでも前日はどうにも眠れなくて、遅くまで家事をしてみたり、余ったチラシにこんなメッセージを書き足したり。全部手書きですよ。当日のフライヤーに挟み込んだの、気付いてくれた方はいらっしゃったでしょうか?
朝5時にようやく眠り、お昼頃から支度をしていざ青山へ。私はミュージシャンではないのでリハーサルに潜入するのがとても新鮮でドキドキしました。イベントを何度やってもリハ中の所在なさは変わりません。所在なさのあまり、青山通りに出ていたトラックの八百屋さんでトマトを買ってきたりしました。
一番手は鳥井さきこさん。月見ル初登場で一番手、しかもギター一本弾き語りだというのにがっちり会場の心を掴むステージでした。MCのたびに、昔のお茶の間みたいに会場がどっと沸くのが不思議でした。ワンマンでもないライブでそんなことあるんだなあ。
続いても月見ル初登場のpapalion。なぜかミズキさんのMCは終始おどおどしていましたが、ライブはばっちり。高い天井に響く声と足元から染み渡るような演奏がとても心地良かったです。papalionおなじみの映像もステージの大きな月に映し出されてとっても鮮やかで、ここに呼んでよかった、と思いました。
papalionを通じて仲良くなったきしぱんさんも忙しい中駆けつけてくれました。短い時間でも楽しんでくれたようで何よりです。ありがとう。 >> きしぱんさんのブログ
3番目は私のお兄ちゃん的存在、宇宙遊泳は、もうとにかく時間の限り歌を聴かせます。月見ル君想フではおなじみの彼ら、完全にフロアを自分たちの世界にしてくれました。終演後に「とても良かった!」と気に入ってくれた人が多くてうれしかったです。「おちけんありがとう」と最後に指を差されて少しくらっときました。不覚。
トリを務めてくれたのはracoustik。これまでの「友の会」には阿部さんの弾き語りで出ていただきましたが、今回は樽木さん、今成さん、おきょんさん、石井さんも加わっての5人編成。racoustikはバンドがとにかく素敵です。たくさんの個性的な音の真ん中をスッと突き抜ける阿部さんの伸びやかな声。その音のやりとりに心躍るのです。最後アンコールまで持ち込みたかったなー。
終演後、できることなら来てくださった方みんなの声を聴きたかったのですが、ご挨拶できなかった皆様すみません。チケットはSOLD OUTにはならなかったけれど、会場はぎゅうぎゅうにはならなかったけれど、それでも楽しい空気が会場中に充満していて、私は最初から最後までとっても幸せでした。皆様はどうだったでしょうか。深呼吸をして、少しでも心や身体にゆとりができたでしょうか。
おちけんpresents「友の会 その9~深呼吸~」は、8月5日に無事開催することができました。会場に足を運んでくださった皆様、応援してくれたり気にかけてくださった皆様、出演者の皆様、ブッタ店長をはじめ月見ル君想フの皆様、本当にありがとうございました。ここで生まれたご縁が、またどこかで繋がることがあればうれしいです。