2PLATOONS

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初恋の嵐のライブが終わって思ったこと、この頃体調が良くないこと、けどなぜか毎晩飲み歩いていること、いろいろ書きたいことがあったのですが、今はホフディランの新しいアルバムを聴いているのでそのことを書きますね。

今月は気になるCDがとにかくたくさんあってもうてんやわんやです。carpool、シャー クニャークス、Dinner Set、はこモーフ、中村一義、GRAPEVINE、スピッツ。さらに最近出会ったよしむらひらく、ヤーチャイカ。久しぶりにこんなにCD買ってます。やめてーみんな良盤ばっかり出すのはやめてー。

その中でホフディランも久々のアルバムリリース。前々作の『遠距離恋愛は続いた!!』がめちゃくちゃ好きで、しばらくはライブにも足を運んでいたのですが、このところちょっと遠のいていました。特に理由はないんだけど。

遠のいていると、勝手なイメージや思い込みが増幅してしまうことがよくあります。「POPで楽しい」という良いイメージだったはずなのに、いつのまにか「底抜けに明るい分、上滑りするばかりで疲れる」と勝手に変換されてしまったり。あれいつ変わっちゃうんだろう。でも、人付き合いでもあるでしょそういうこと。

だから、今作は買わないつもりでいたんです。けど、たまたまラジオで今回のアルバムの曲を聴いたらやっぱり気になってしまって、結局、ちゃっかり昨日フライングゲットしてきました。

今、聴いています。ホフについて、私は大切なことを忘れていました。そういやあの人たちは大人なんだった。

全編POPなんだけど、あのヘンテコな声で歌ってるんだけど、どこか冷静さがある。というか、あまりにも本気なのかもしれないです。覚悟があるというべきでしょうか。

今、歌詞から具体例を挙げようとしたけれど、うーん。うまく拾い上げられませんでした。けれど、「ドライブ」のサビから、「ねえ清志郎さん」のほのぼの感から、彼らの思いが浮かび上がってくるような気がしたのです。楽しいばかりじゃないし、世界は一つじゃない。いろんな状況があって辛いこともあるだろうから押しつけはしないけれど、僕はこう思う。どうだろう?…そうやって、CDの中から私に向かってそっと手を差し伸べてくれているような静かな温かさ。あとベイビーは清志郎さんが亡くなったと思ってないでしょ。っていうか、生きてても死んでても気持ちの距離は全然変わってないでしょ。その揺るぎない愛情。

大人になって、楽しいことも辛いことも含めていろんなことを経験して、だからこそ表現できる彼らのPOPは、とてつもなくどっしりしていて、とてつもなく軽いなあ、そこが好きなんだなあ、と、このアルバムを聴きながらじーんとしているところです。

『2PLATOONS』、いいアルバムだなあ。やっぱり私はホフディランが好きです。ライブ行きたいなー。

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